
(社)韮崎青年会議所は、社会への奉仕を通じて、会員の自己の修練と会員相互の友情を深めつつ明るい豊かな社会を創ることを目的とし20歳から40歳までの青年が集まり活動に取り組んでいます。
私は入会して5年、それまで明るい豊かな社会の創造ということはあまり意識していませんでしたが、活動をしていくとどうしてもぶつかる壁があります。それは、幸せに暮らしたいと願う理想と、混沌とした現実社会とのギャップです。
私たちが住みよい街づくりを、考えれば考えるほど人間自身が引き起こす問題、特に少子化や犯罪、成長主義による大量生産、消費、破棄、資源の乱用など、社会環境と自然環境に影響を及ぼしていることを認識させられます。そこで、私が大切にしていきたいことは、人とひとの繋がりと、環境と人の繋がりを考え直すことが必要であると考えています。
若い世代のライフスタイルを見つめ直す研修事業
私たち若い世代は、これから成長し成熟していく大切な時期であります。今、人生を幸せに生活していますか?夢や目標を見失っていませんか?自分の出来ないことを親や他人のせいにしていませんか?謙虚に人の意見を聞けていますか?今私たち若い世代は一人の大人としてステップするためにも、自分自身のたな卸しをすることが必要だと思います。今までの人生を振り返り、自分自身を見つめ直すことで、多くの方々の力が成長させてくれたことに気づくことでしょう。今ある自分を見つめ直すことで自己の存在を再認識し、価値ある新たな人生の出発が出来る機会を創っていきます。
地域との交流事業
あなたは、このまちが好きですか?どんなところが好きですか?私は大人になって初めてこのまちの素晴らしさを感じました。地域の特産品や観光、お祭り、私たちの生活どれをとっても自然環境が私たちを支えてくれています。これまで私たちの生活を育んでくれた自然は、今後も私たちの生きる基となることでしょう。また私たちの生活を支えてきた伝統や歴史、文化にも眼を向ける必要があると思います。人がこの街で暮してきた軌跡を知ることは今後の地域発展のためにも大事なことだと考えます。街の自然、伝統、文化は私たちの誇りであり生きがいであります。だからこそ、私たちのその素晴らしい財産を見つめ直していける事業をしていきます。
継続すること
これまでの活動を振り返ると、私たち青年会議所は単年度という組織を活かし、その時その時代にあわせた様々な事業に取り組んできました。が10年20年、50年100年後ものこの街が幸せに豊かに暮せていける持続可能な社会にしていくためも、継続していかなければならないこともあると思います。その一つはエネルギー資源に変革をもたらすBDFのような取り組みは今後も私たちにとって一つの大きな課題となっていくことでしょう。そのようなことを踏まえながら、私たちが自然環境を大切にした社会環境を構築していく必要があると私は考えます。
奉仕から学ぶ人生
私たちはなぜこんなにも熱心にJC活動に取り組むのか。それは「人生の種」を貰えるからではないかと私は感じています。明るい豊かな社会を考える青年会議所は、家庭、会社、地域など様々な場面でより良い暮らしを考える機会を与えてくれます。また自己の夢や目標を実現するためにどうやって育てるのかを考える場であるように捉えています。このことが人生や生活を豊かにしてくれる種であり自分自身の力がやがて綺麗な花や大きな実に成ったように思います。そしてかけがえのないこの地球上で、花や実を次世代に残していくことが私たち青年の使命であり人生だと考えます。
結びに
私が本年度、大切にしたいのは、人とひと、環境と人の繋がりであります。私は日本古来から伝わる「和を以って尊しと為す」という聖徳太子の言葉に出会った時、今まで日本人が大切にしてきた精神文化が、この言葉に隠されているように感じました。それは人としての尊厳を持ちながら、互いに存在意義と価値を理解し、認めあい、信頼し、助け合う感謝の精神であります。また、四季の移り変わりの美しい日本の中で人は自然を慈しみ、祖先を敬い、家族を大切にする「和を尊重する精神」が豊かな社会を築き上げきた精神文化であるように考えます。もう一度「和を以って尊しと為す」という言葉から、あらゆるものとの関わりを考え直しかけがえのないこの地球上で持続可能な社会創りをすることが必要であると考えます。
第38代理事長 松野弘太

2月 所感
余寒の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。平素より青年会議所活動におかれましてシニアクラブの皆様はじめ、メンバー、地域の方々に多大なるご声援をいただき今後の力に大きな後押しをいただいたことを感謝申し上げます。
さて、2008年度もスタートし1ヶ月、第一回通常総会には、私を初め、役員メンバーには若い組織に生まれ変わり緊張と、不安の中でのスタートになりまた。その中で感じたことは、組織として声を掛け合うことが大切であるということでありました。会員の減少は現実的な問題でありますが、青年会議所の奉仕、修練、友情の信条の下、若いメンバーだけでまちづくりに取り組む団体は他にはありません。その中で行動することは、失敗の連続であることは当たり前であると思います。地域を支える中心世代となる私たち、若干30歳ではありますが、世の中で活躍している人は沢山います。若い力を結集し、新しい未来を自分たちの力で切り拓いていくことが今、世の中をみても必要であると思います。
そんなことを感じながら、全国京都会議では、多くの方々と出会うことが出来ました。入会した当初、関東地区で開催された洋上スクールでお会いした方々や日本の活動でお会いした方々が、理事長の席でお会いすることができました。やはり、の志は、地域に根付いているのだと感じました。そんな中、私には一つの試練が京都で待ち構えていたわけで、全国理事長新春交歓会において、最年少理事長ということで開会宣言をさせていただきました。この機会を通じて、私のこれからの人生はどうなるものかと思いましたが、小田会頭を初め、山梨のメンバーの皆様の顔を横目に、いや、しっかりと支援をいただきながら、一年間の覚悟と情熱を深める機会となりましたことに感謝しています。
その日、韮崎の地では、新年のBDF回収事業と重なり、廃油てんぷら油を回収していただきました。今、環境問題は早急に解決しなければならない、全人類の問題、50年を経て引き起こした問題が1年2年で解決はされない。長い目で継続し取り組んでいく所存であります。
さて、これからが本番であります。地域の未来を考えながら、若いメンバーと語りあい、経済と、豊かな心を育む地域に根ざす活動が出来る気概を創り上げていくことが今年一年の課題であります。
「和を以って尊しと為す」
和を持つためにはあなたは何を心がけますか?
お互いに尊ぶために、あなたは何を心がけますか?
なぜ、私たちはまちづくりをするのでしょうか?
理事長 松野 弘太
3月 所感
春寒しだいに緩むころ、体調などお変わりなくお過ごしでしょうか?皆様におかれましては、日頃は青年会議所活動へ多大なるご尽力を承り誠にありがたく御礼申し上げます。
さて、それぞれの活動が本番を向かえる時期、準備はいかがでしょうか?さまざまな価値観から戸惑う時だと思いますが、明るい豊かな社会の創造に向けてしっかりと修正していただけたらと思います。また、私たちの生活環境はいかがでしょうか?世界、日本、山梨における経済情勢は、原油の高騰をはじめ混沌とした時代であるように感じます。
2月時は、廃てんぷら油の回収を、BDF(バイオディーゼル)の例会がありましたが、環境問題、特に温暖化へ対する関心は世界全体に及び、決して他人事では済まされない状況であります。人類が狩猟から農業への転換(農業革命)、ものは豊かになり始め、人類は増え、エネルギーの開発、機械開発による産業革命が、私たちの生活は本当に豊かになりました。その時代その時に、必要なものを常に生み出し創造し続けてきたのでありました。そして、これからの時代は、農業や、産業(エネルギー)をあわせた、新しい持続可能な社会が必要であり、環境ビジネスが必要で求められる時代であります。
今は、さまざまな場所で議論が交わされ、本当の意味で100年続く社会を国、地域、組織、家庭や個人で出来ることから活動実践し、その中から新たな創造、発想が生まれるのではないかと考えています。継続し、周囲の人と活動を共に出来るシステムにしていけたらと考えています。
また、先日、KEEP協会にて、「ストップ温暖化 地球の資源を活用しよう」という講演があり、講師の小田理一郎氏の「システム思考の考え方」というお話を聞くことができました。それは、私たちの生活は常にシステムで出来ているという。毎日の生活の中で起きている問題には、奥深くシステムが存在しており、行動パターンを観察し、構造をしっかりと捉え、その奥にある意識や、無意識の考え方や価値観を見て効果的な働きをかけていくことで、どんな問題でも解決できるといいます。私たちJCの活動は、常にシステムに働きかける団体であり、それをトレーニングする場であります。しっかりと、よりよいシステムを若い力で開発していきたいと思います。
最後に、私たちは、多様な価値観の中から、悩みながら、成長しています。失敗を恐れず、しっかりとビジョンを持ち、ネットワークを活かし、真実で物事を語り、学び、力を合わせ解決しようとする愛や、思いやりといった慈しむ行動が必要であると思います。
スローガンである、「和を以って尊しと為す」を通じて、私たちのさまざまな、「和」(心)「環」(自然とのつながり)輪(人とのつながり)を大切に感じ取っていただけたらと思います。
激動の時代だからこそ、若い私たちが語り合い行動していかなければならないのだと思っています。3月4月と変化の激しい時期でありますが、お体に留意され邁進されますことを祈念しております。
理事長 松野弘太
4月所感
桜満開の便りが届きはじめ、春の訪れに心弾む日々、皆様いかがお過ごしでしょうか。
新年度のスタートと共に、志を抱き社会人の仲間入りを果たす若者の皆様おめでとうございます。
時代は厳しい流れではありますが、しっかりとこれまで学んだ知識と新しい感性を活かし、実社会でご活躍なされることをお祈り申し上げます。
さて、アメリカの経済情勢と原油高騰から始まり、道路特定財源の一般化問題、ねじれ国会による影響、地球温暖化問題、私たちの生活にこんなにも大きくのしかかってくる問題であるとは思ってもいなかったでしょう。また、この閉塞感漂う社会の中、相次ぐ無差別殺人、本当に意味の無い自分本位な事件が多くなっています。
「和を以って尊しと為す」のスローガンの下、私たちの生活の中での様々な繋がりをどのように感じているでしょうか?
特に、昨今では道路特定財源には25円程度値下げを余儀なくされ、本当に国民のためなのか、ガソリンスタンドだけではなく、様々な場面で波紋が出てくることだと思います。このことから、政治と私たちの生活の繋がりをより身近に感じる出来事の一つであるように、これまで政治へ無関心であった私たち市民の付けが今ここに現れていることをしっかりと受け止め、生活環境と、自然への配慮も含め、地方の見直し、企業経営の見直し、生活スタイルの見直しなど、原点に戻ってあらゆる環境を考え直していかなくてはならないと考えます。
また、入庁式でトップリーダーである方々の挨拶を聞きながら、石原東京都知事は、民間にお願いしても何も出来ない、しっかりと責任を果たせる人間になれと、橋本大阪府知事は、初めての知事に戸惑いながらみなさんはこれから経験を積んでいくことを大切にしてほしいと、東国春宮崎県知事は、いまは失敗を恐れず進むことが必要だと、民間より松下電器産業の社長は、今度社名が変わるが、今まで積み上げた伝統を大切にしながら次世代へしっかりと足跡をのこしていきたいと、様々な立場におかれながら、時代を見極め自己の存在から、方向性を見つけ出していくことが必要であると感じました。
先日も無差別殺人などあり、自己の存在を見失ってしまう若者が多いように感じます。いま、経済は混沌とし、情報社会に埋もれる中、生きるとは、自分は何がしたいのか、何が出来るのかと自己の存在を見つけ出し、自分はこう生きる、こんなことがしたいと、「志」を持っていける人間力が必要であると思います。
最後に、もう一度、「和を以って尊しと為す」のスローガンの基に、人間力開発を通じて、自己の存在を認識していただき、周囲の人やものに囲まれ支えられて、伝統や文化は私たちの生活の知恵や生きる力を与えてくれていることを伝えて行きたい。そのことを感じていただけたら、まちは明るく豊かになっていくと思います。6月8日の人間力開発セミナーを通じて、今後の人生価値ある人生にしていただける青年会議所活動にしていきたいと考えています。今後の挑戦する心を大事にしながら、声を掛け合って活動していただければ、きっとすばらしい組織が出来ると思います。今若い世代は、声を掛け合うコミュニケーションがとっても必要、一人ではない仲間がいることを忘れないでほしいと思います。